JX日鉱日石エネルギー株式会社と、Tポイント・ジャパンはJXエネルギーが2016年4月から東京電力管内にて販売を予定している家庭用電力「ENEOSでんき」のポイントサービスとして、Tポイントを導入するため、業務提携を発表しました。
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ENEOSでんきとは?
以前、東京電力とTポイントが業務提携した際の記事にも書きましたが、2016年4月から電力の小売り事業が全面的に自由化されるのに伴い、さまざまな企業が家庭用電力の小売事業に参入を表明しています。
エネオスも「JX日鉱日石エネルギー」という社名だけあって、電力小売り事業に参入してきます。
販売対象地域が「東京電力管内」とあるので、私の住んでいる地域は対象外となりますが、東電管内の方は、家庭用電器の選択肢が増えますね。
ENEOS(エネオス)とTポイントの関係
エネオスは、2003年から給油やロードサービスなどで貯めることができるポイントプログラムとして、Tポイントを導入しているのは周知の通りです。
なので、当然電力小売り事業のポイントサービスも、当初からTポイントが規定路線だったものと思われます。
エネオスといえば、ANAマイルとTポイントの多重ポイントが可能
先日の記事でも紹介しましたが、エネオスはTポイントの提示とANAのクレジットカードで支払うことで、ANAのマイルとTポイントが2重で獲得できます。
更に、エネオスはANAカードマイルプラスの対象店舗なので、ボーナスマイルをもらうことができます。
したがって、クレジットカードのポイントと、合わせると最大4重でポイントを獲得することができるのです。
※一部マイルとTポイントを2重で獲得できない店舗があります。
ENEOS を利用する際は、ANAのマイルとTポイントが貯まる、ANA VISA Suicaカードがおすすめです!
電力小売り事業で、どの様なサービスを展開するのか?
既にTポイントと業務提携をしている、東京電力はソフトバンクとも業務提携に向けて調整段階に入っています。
また、関西電力もKDDI と業務提携に向けて調整していると言われています。
このように、大手電力会社は電力と通信のセット割りで、顧客を囲い込もうとしています。
その他にも楽天なども電力小売り事業に参入を表明しているので、2016年4月以降は電力小売り事業の競争は激化するでしょう。
その中で、我々消費者が「ENEOSでんき」を選択したいと思わせるようなメリットは、作り出せるのでしょうか?
ガソリンと電力のセット割り?でしょうか??
でも、東電の管轄内なら、主な顧客は首都圏在住者なので、地方ほど車社会ではないため、ガソリンとセット販売にしてもあまりメリットは感じないかもしれませんね。
いずれにせよ、ENEOSでんきの今後の動向に注目したいと思います。