共通ポイントの2015年の出来事と2016年の展望

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ポイント業界を振り返ってみて

2015年も残すことわずかとなりましたが、今年も共通ポイント市場は色んな出来事がありました。

今回は、2015年の出来事を振り返りながら、2016年のポイント業界の市場動向についても考えてみたいと思います。

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2015年の共通ポイント市場を振り返って

楽天Rポイントカードの躍進

2015年の共通ポイント市場でシェアを伸ばしたのは楽天のRポイントカードではないでしょうか。

それまで、長らくTポイント・Ponta の2強だった市場に楽天が参入したのは2014年10月でしたが、当初は加盟店の少なさや、その業界の2,3番手レベルのお店ばかりで、かなり苦戦を強いられていましたが、国内のネットショッピング最王手である楽天市場をバックボーンに、コンビニ、ガソリンスタンド、家電量販店、ミスタードーナツなどと、身近なお店を一通り揃えたことで、着実に入会者を増やしてきました。

また、楽天市場で獲得した期間限定ポイントをコンビニ、ミスドなどのリアル店舗でも利用できるなど、Tポイントにはない利便性も兼ね備え、今後の躍進も期待されます。

共通ポイント3強時代から4強時代へ

そして、もう一つの大きな出来事としては、2015年12月からドコモが「dポイント」で共通ポイント市場に参入したことでしょう。

これまでドコモは、月々の利用料に応じて付与されるドコモポイントを採用していましたが、携帯の機種変などでしか使い道がないことから、あまり進んで貯めることもありませんでした。

dポイントになると、ローソン、マクドナルドなど全国約11,100店のdポイント加盟店で、ポイントを貯めることができるほか、貯まったポイントをPonta に交換もできるので、利便性は格段に高まりました。

ただ、Tポイント、Ponta、Rポイントの3強に割り込むには、かなりの努力が必要でしょう。

4強時代となるのか、はたまた3強のままなのか dポイントの今後に期待です!

2016年の共通ポイントの展望

共通ポイントの市場は、2016年もさまざまな動きがありそうなので、大きな動きを中心に説明します。

ファミリーマートとサークルKサンクスの経営統合による共通ポイントの行方

2016年9月の経営統合に向けて大筋で合意したと伝えられる、ファミリーマートとサークルKサンクス。

経営統合後はファミマブランドに一本化される見通しなので、実質サークルKサンクスは消滅することになります。

この経営統合でファミマは、売り上げも店舗数でもローソンを抜き業界2位となります。

また、2015年10月1日には、愛知県を地盤とする「ココストア」を一足先に完全子会社化しましたが、ココストアの店舗を1年かけてファミマに変えていくそうです。

ココストアの店舗数は全国で約700店舗ほどあると言われているので、ファミマ・サークルKサンクス・ココストアを足すと、店舗数だけならセブンイレブンを追い抜く勢いとなりそうです。

さて、この経営統合が上手くいきファミマに一本化されることで一番喜んでいるのが「Tポイント」ではないでしょうか。

今以上にTポイントが利用できる店舗数が多くなるので、今以上会員数が増えることが予想されるからです。

その反面、楽天はRポイントカードの加盟店で一番店舗数が多いであろうサークルKサンクスがなくなると、Rポイントカードの利便性が悪くなるので相当な痛手になるでしょう。

今年の夏ごろには、楽天とローソンがポイントプログラムで包括提携に向け最終調整に入ったという報道もなされ、両社共に報道については否定をしていますが、今回の経営統合を見越して密かに水面下で動いていたのかもしれませんね。

dポイントの参入で、ローソンとPonta の関係はどうなるのか?

12月に誕生したばかりのdポイントはローソンでポイントを貯めることができますが、ローソンと言えばPonta ですよね。

Ponta からすればdポイントはどんな風に映っているのか少し気になりますが、Ponta とdポイントは相互交換で提携しているので、どちらか一方にポイントを集約できますが、そうなるとどちらかが衰退してしまう可能性も考えられます。

また、先ほど挙げた楽天とローソンが、仮に今後ポイントプログラムで提携するような事があれば、dポイントとPonta はローソンと提携したままになるのか?

非常に複雑な関係ですね。

結局こうして考えてみると、今より店舗数が増えるファミマと提携しているTポイントの独り勝ち状態になる可能性が高くなるように思えますよね。

2016年は楽天とローソンの関係に注目です!

電力自由化でポイント業界の勢力図に変化はあるか?

2015年は光回線の自由化がスタートし、さまざまな光コラボサービスが開始されましたが、2016年はそれの電力会社版である電力自由化が、2016年4月から開始されます。

開始に先立って、東電はTポイントとPonta、ソフトバンク、関電はKDDI(au)、中部電力はドコモという具合に、大手電力会社、共通ポイント、通信業者が互いに提携を進めてきました。

今まで月々の電気代金はクレジット払いにしていれば、クレジットのポイントは付与されますが、その他のポイントは特に付与されませんでしたが、今後は月々の電気料金の使用量に応じて、Tポイントなどが付与される時代になるのです。

また、ドコモ光、ソフトバンク光、au光など光コラボが乱立していますが、2016年4月からは、「ソフトバンク光with東電」といった感じで、電気料金をセットにしたセット割りも登場すると思われますので、今より光熱費が安くなる可能性はあります。

消費者にとっては良いことですよね。

現状では契約世帯が最も多い東電と組んでいる、Tポイント・Ponta は幸先の良いスタートを切れそうですが、東日本大震災以降あまり良いイメージがない東電は、このままシェアを維持できるかは正直不透明でしょう。

そうなると、その他の大手電力事業者か新規参入業者がシェアを伸ばす可能性も考えられます。

また、大手電力事業者といまだ提携していない楽天(Rポイントカード)は、丸紅と業務提携をし、電力事業に新規参入してきます。

もちろん、楽天が運営する新規電力会社では、もちろん楽天スーパーポイントが付与される予定です。

電力自由化がスタートすることで、共通ポイント市場が今以上活発になるのは間違いないでしょう。

石油元売り会社の経営統合による共通ポイントの行方

2015年11月に、業界2位の出光興産と5位の昭和シェルの、経営統合が発表されました。

そして、12月には業界1位のJX(エネオス)と3位の東燃ゼネラル石油の経営統合も発表されました。

経営統合されるという事は、ガソスタのブランド数も減る可能性が非常に高いですよね。

現在、ガソスタで共通ポイントが貯めることができるのは、エネオスはTポイント、出光は楽天スーパーポイント、昭和シェルはPonta となっていますが、経営統合後のポイントプログラムに変化はあるのでしょうか?

Tポイントの場合は、業界1位のエネオスと提携しているので、3位の東燃ゼネラルと経営統合をしたところで、あまり影響がないように思えます。

問題は楽天スーパーポイントとPonta です。

楽天は出光でPonta は昭和シェルなので、普通に考えると経営統合後も、業界2位の出光と提携している楽天スーパーポイントがそのまま引き継がれる可能性も考えられますが、Ponta も共通ポイントとしてはTポイントに次ぐシェアを誇っているだけに、非常に難しい選択となりそうです。

まとめ

2015年は楽天Rポイントカードの躍進があったり、ドコモの共通ポイント市場への参入もあり、実質TポイントとPonta の2強だった共通ポイント市場が、4強時代に突入しました。

更に、2016年は電力自由化による、《携帯電話+通信+電力+ポイントプログラム》をセットにした販促が広まり、ガソリンスタンドも統廃合により、ポイントプログラムの再編も考えられます。

2016年以降は、今まで以上にポイントプログラムの需要が高まることが予想されますので、各ポイントプログラムも、より貯めやすくて使いやすい仕組みを確立してもらいたいですね!

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